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1年生の授業


1年生のカリキュラム
土木工学は私たちの生活を支えるための学問です。私たちの生活に必要なものは何かを理解し、世の中のニーズを考えてものづくりをしなければなりません。そのためには十分な教養力を身につける必要があります。1年生では多くの教養科目を学びます。他には力学の基礎やデータ解析といった基礎科目や、専門科目においても測量実習やデザイン基礎といった基礎的な科目を中心に学びます。その中でも、土木工学インセンティブでは、土木技術者、研究者としての心得となる“土木を理解する”ことに焦点をあて、土木の歴史・魅力・役割・現状を理解します。

土木インセンティブ

土木工学は、職業観の捉えづらい学問ですが、見方を変えれば扱う範囲の広さ・奥深さをもったスケールの大きな学問です。この科目ではまず始めに“土木を理解する”ことから学びます。その後、学生数名でグループを結成し、自分たちで“土木の力”を調べ、それをまとめ、教員と同級生の前でプレゼンテーションを行います。研究する心得、探究する努力、支え合える仲間、人に伝えるためのプレゼンテーションと、その効果は絶大です。これを経て、みな高校生の顔から大学生の顔へと進化していきます。

土木工学特別講義

後期に設置されているこの科目では“理系の文章を書く”ことに焦点をあてます。理系で用いられる文章の種類や書式、表現方法を学びます。理系では“論文”を書くことが要求されます。実際4年生では卒業論文を執筆します。その準備として、土木工学インセンティブで調査した内容を要約し、個人個人でA4サイズ2枚の論文形式にまとめます。

測量実習

ものづくりの基礎となる測量学。道路や鉄道、ダムや橋にいたるまで、巨大な構造物もすべては測量から始まります。その技術を身につけるために、実際のフィールドに出て、自らの手で測量機器を操作して測量技術を会得します。授業で要求される精度は、数百メートルの計測で、誤差数ミリメートル。確かな技術が身につきます。

力学の基礎Ⅰ及び演習・力学の基礎Ⅱ及び演習

2年生以上で学ぶ土木の中枢専門科目である構造力学、水理学、地盤工学、材料力学などを理解する上で最低限必要な知識は”力のつり合い”です。構造物を設計するときには必ず力のつり合いを考えなければなりません。専門科目を学ぶ上での堅固な土台を身につけることが、この科目の狙いです。

デザイン基礎・演習

ものづくりでは、造ろうとするものをイメージし、スケッチを描き、最終的には図面におこします。時には模型を製作し、そのイメージを膨らませることもあります。土木技術者、設計者への第一歩としての技術を学びます。