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微生物処理工学研究室


研究室構成員(令和5年度)

教授 齋藤利晃

助手 藤井大地

  • 教員:齋藤利晃(教授),藤井大地(助手)
  • 院生:3名
  • 学部生:4年生11名、3年生11名

最近の研究室活動

令和4年3月25日/日大土木会奨励賞受賞!

3月25日に行われた学位記伝達式において、研究室所属学生が日大土木会奨励賞を受賞したとの嬉しいニュースが飛び込んできました。彼は、博士前期課程の2年間、本当に良く研究に取り組みました。新型コロナウイルス感染拡大防止のために実験室への出入りが多々制限される中、最終目標としている応用研究を目指して地道に基礎的な研究成果を積み上げていきました。その行動力には頭の下がる思いです。また、発表会での質疑応答も立派でした。自らしっかりと考えながら研究を進めてきた成果だと思います。おめでとうございます。
 

令和4年2月26日 卒業研究最終発表会

令和3年度卒業研究最終発表会を小沼研究室および𠮷田研究室と合同で開催しました。
亜酸化窒素(N2O)関係
『アンモニア酸化細菌の亜酸化窒素生成に及ぼす有機物の影響の解明』
『神田川における底泥のN₂O生成ポテンシャル比較に基づく生成特性の評価』
微細藻類関係
『炭酸ナトリウムの濃度の違いとO2濃度の低下による微細藻類の有機物の蓄積効率の改善』
『微細藻類を用いた窒素回収技術における有機物蓄積効率に及ぼす光強度の影響の評価』
『微細藻類の暗条件下における増殖速度の改善と窒素回収速度の向上』
『微細藻類の窒素回収を阻害する要因の検討』
 

令和4年2月21日/修論発表会

3月21日と22日の両日に、理工学研究科土木工学専攻の修士論文発表会が開催されました。
研究室からは、21日に2名の発表がありました。

『温室効果ガスの排出抑制を目的としたアンモニア酸化細菌の亜酸化窒素生成に及ぼす無酸素状態曝露の影響に関する研究』
脱炭素社会に向けた下水処理からの直接的な温室効果ガスの排出抑制を目指す2年間の研究成果を発表しました。本人は緊張したとのことでしたが、落ち着いて丁寧な発表ができていたと思います。

『微細藻類の有機物代謝特性を活用した排水からの新規窒素回収技術の開発に関する基礎的研究』
窒素資源の新たな循環系の構築を目指した研究発表を行いました。当該研究は、地球全体を考えたエネルギー消費の削減を目指す取り組みの一つで、前任者が開拓した微細藻類研究に新たな方向を切り開くもので、彼の馬力が存分に発揮されたの研究成果であったと思います。

二人とも、有意義な2年間を過ごしてくれたものと思います。
数日後、例年通り、肉の万世で慰労会を行いました。
 

令和4年1月10日 卒業研究中間発表会

令和3年度卒業研究中間発表会の2回目を行いました。今回もオンラインでの開催になりましたが、実験結果も出てきて聞き応えのある発表がなされました。
 

令和3年12月10日 GKP下水道を未来につなげる会との共催企画

下水道広報プラットホームの下水道を未来につなげる会(通称:GKP未来会)の皆さんのご協力により、下水道業界や関係する各業種(役所、コンサルタント、メーカー・エンジニアリング、建設・総合水会社、維持管理)の仕事全般について説明をしていただきました。オンラインでの実施でしたが、幾つかの小ルームに別れて少人数での意見交換ができたため、下水道を通じた各業種の役割をしっかり学ぶことができたことに加え、実際の業務や日常生活に関することまでざっくばらんに伺うことができました。参加した学生さんにとってとても有意義な時間になったようです。ご協力いただいた未来会の皆様に感謝を申し上げます。

令和3年12月1日 先輩と話す

研究室卒業生が、オンライン上で下水道業界や水コンサルタント会社の社会的使命と役割、実際の業務内容などについて話をしてくれました。イメージしにくいコンサルタント会社の仕事ですが、実際の業務体験を通じて分かり易く説明がなされたため、夢のあるプロフェッショナルの世界であることが十分に伝わったようです。
 

令和3年11月16日・25日 ワークショップ

第1回目は浸水対策を題材に11月16日に、また第2回目はアセットマネジメントを題材に11月25日に行いました。社会基盤を生業にする土木技術者にとって、常に頭に入れておくべき災害対策とアセットマネジメント。ワークショップを通じてコンサルタントの考え方と業務について学びました。

令和3年11月4日 先輩と話す

下水道業界全体を通じた各業種の業務内容全般をお話しいただくとともに、プラント設計や施工管理などの業務についてお話を頂きました。先輩として大学での研究活動の重要性にも触れていただきました。
 

令和3年10月18日 先輩と話す

コンサルタント業界で働いている卒業生と業務内容について、オンラインでの意見交換を行いました。先輩たちが考えるコンサルタント業務について土木業界への道しるべとなる話をいただいたのち、意見交換を行いました。
 

令和3年9月11日 大学院生中間発表会

小沼研究室、𠮷田研究室との合同で、大学院生の中間発表会を開催しました。
 

令和3年9月7日 卒業研究中間発表会1

小沼研究室や𠮷田研究室と合同で、卒業研究の中間発表会を行いました。第1回目ですので、研究背景について特に深掘りした発表がなされました。

令和2年3月25日/修論発表会&日大土木会奨励賞受賞!

『微細藻類によるカルバマゼピンの毒性変化に関する基礎的研究』
研究室が初めて取り組んだテーマ(藻類)で、私自身も勉強しながらでした。
そのため、苦労は尋常ではなかったと思いますが、開拓者として果敢に挑戦し、道を切り開いてくれました。
修士論文はもちろんですが、発表も質疑応答も大変立派で、その成果が認められ、日大土木会奨励賞を受賞しました。
本人の努力の賜物としか言いようがありません。
おめでとうございました!!!
当日の夜は、例年通り、肉の万世で慰労会を行いました。
 

令和2年1月10日/GKP未来会との共催企画

下水道未来会の皆様との共催で3年生との下水道業界紹介イベントを開催しました。初めに未来会の紹介をしていただいた後、学生からの発表、下水道業界と業務の紹介、最後にグループディスカッションを行いました。90分では短すぎた感じがしますが、発表をした学生さんは特に貴重な体験になったと思います。GKP未来会の皆様、ありがとうございました。

令和2年11月25日/卒業生による業界紹介

コンサルタントに勤める卒業生数名が研究室に来てくれました。折角ですので、水コンサルタントの仕事と業界について、話をしてもらいました。
やはり、コンサルタント業は大変な分、とてもやりがいがあることを再認識させて頂きました。ありがとうございました。
また、業界自体、働き方改革への取り組みも大変熱心で、もちろん季節にもよるようですが、以前聞いていたような状況には全く無いようで、ワークライフバランスのとれる業界になりつつあるようです。
 

令和2年11月23日/卒業生来訪

プラント会社に勤めている卒業生が久しぶりに研究室に来てくれました。
変わらない独特の感性と視点で、水エンジニアリング業界の現状と彼自身の現在業務、更には就職してからの業務変遷について話しをしてくれました。
やはり、卒業後も勉強ですね!!!
その努力こそが、仕事に夢を感じられる秘訣のように思いました。
しばらく水エンジニアリング会社に就職する学生さんがいなかったのですが、参加した多くの学生さんが魅力を感じてくれたのではないかと思います。
ありがとうございました。

令和元年11月8日/第2回NJSワークショップ

株式会社NJS様のご厚意で2回目のワークショップを開催しました。
今回は2年生も数多く参加し、盛り上がりました。
 

令和元年10月18日/第1回ワークショップ

コンサルタントの視点を学ぶワークショップを開催しました。ミニ講義の後、グループディスカッションと結果の発表を行い、講評をいただくという流れです。
テーマは、浸水対策。土木事業において最重要課題の一つである浸水問題に対し、複数のモデル地区を対象に対策の優先順位を決めていきました。税金を使って整備を進めるため、優先順位を合理的に決定しなければ、住民の理解は得られません。参加者それぞれが異なる視点から意見を出し合い、より合意的な決定へとまとめていきます。
学生さんの間では、まだまだ時間をとって議論したい思いもあったようですが、最後に解説していただいたプロの視点を学ぶことができ、とても充実した時間になったようです。

令和元年9月22日/入四間川&里川 溶存亜酸化窒素調査

茨城大学からの帰り道、例年通り、河川調査へ。
今年は、入四間川と里川を回りました。
強い温室効果を有する亜酸化窒素の溶存濃度を測定します。
右側の写真は、水中の亜酸化窒素を気相部に移す儀式。
決して五郎丸ポーズではありません!
この後、亜酸化窒素を含むガスをテドラーバッグにいれて船橋実験室まで持ち帰り、GC/ECDで定量します。

令和元年9月21−22日/研究交流会(茨大合宿)

茨城大学、千葉工業大学、東洋大学、本学小沼研究室および吉田研究室と合同で研究発表会を開催しました。茨城大学内で大学院生の研究発表会を開催した後、きららの里でバーベキュー、学部生のナイトセッションと続き、大変充実した1日を過ごしました。
翌日は、入四間川から里川に回って河川調査を行い、溶存亜酸化窒素濃度を測定しました。

令和元年9月2-4日/研究室夏合宿

八海山セミナーハウスで、小沼研および吉田研と合同の夏合宿を行いました。初日は、午後から卒業研究の中間発表会と懇親会。二日目、学部生はスポーツや山登りにそれぞれ興じ、大学院生、M0及び教員は院生勉強会を行いました。
齋藤研究室の発表タイトルは以下の通りです。
  1. アンモニア酸化細菌の亜酸化窒素生成に及ぼす一酸化窒素の影響評価
    〜3つの視点(性能、mRNA、細菌種)からの検討〜
  2. 栄養塩欠乏培地での藻類によるカルバマゼピン分解量の評価
  3. 藻類による生物毒性緩和効果に関する研究
  4. 微細藻類による窒素及びリンの効率的除去を目指した基礎的研究

令和元年8月7日/第56回下水道研究発表会にて発表

平成31年3月に博士前期課程を修了した卒業生が、研究発表を行いました。
『ポリリン酸蓄積細菌とアンモニア酸化細菌の共存下における亜酸化窒素の生成特性』

嫌気好気法で運転されている生物反応槽から排出される亜酸化窒素(N2O)は、循環法などの窒素除去プロセスよりも多いことが知られています。その原因として、ポリリン酸蓄積細菌が寄与している可能性を示したもので、共存するアンモニア酸化細菌が生産した亜硝酸を利用してポリリン酸蓄積細菌が亜酸化窒素を生成していることを証明し、さらにポリリン酸蓄積細菌の寄与が大きい環境条件を明らかにした研究成果の発表です。

令和元年8月3-4日/オープンキャンパス出展

高校生に、土木工学の幅広さを伝えるべく、下水処理に関する出展を行いました。
手前は活性汚泥を模擬した生物反応槽、右横にはクロレラをその場で観察できるように顕微鏡を設置し、亜酸化窒素の生成抑制に関するパネルを用いて研究内容の説明を行いました。
ブースを訪ねてくれた生徒さんが土木工学科に進学し、数年後に卒業研究生として入って来てくれるとことを期待しています。

令和元年6月26日・7月10日第二回&第三回技術士一次試験講座

第1回の適性講座に続き、専門試験対策が始まりました。
  • 6月26日第2回講座『下水道:計画・管路施設』
  • 7月10日第3回講座『上水道:計画・管路・浄水等施設』
両先生、ありがとうございました。
第4回目以降は、9月中旬からの連続講座で合格に向けた仕上げをする予定です。

令和元年6月12日技術士一次試験講座

研究室の大先輩のご好意により、技術士一次試験対策講座の第一回目を開催しました。
会の初めにご経験をもとに、熱いメッセージ(叱咤激励!)をいただき、また解答ノウハウも披露して頂きました。
続いて、適性科目の過去問をもとに、解答に当たって考えるべきことや必要な知識について、丁寧な解説とご指導をいただきました。
ご参集いただきました卒業生の皆様、誠にありがとうございました。

令和元年5月22日/卒業生による海外業務経験談

中国で長く業務を行ってきた卒業生に、海外で働くことの実際、意義と苦労などについて話をしてもらいました。途中からは、いつものようにビールを飲みながら…。海外での生活経験が、今後の人生をより豊かにしてくれると確信しているように感じました。

平成31年4月14日/大学院研究交流会開催(千葉工業大学村上研究室)

千葉工業大学村上和仁研究室と2回目の大学院研究交流会を開催しました。

開始当初から飲食自由(もちろんお酒もOK)!和気藹々とした雰囲気の中、村上研院生4人と日大側から院生1人が発表しました。学生さんの口も滑らかとなり、とても有意義な議論ができました。

『FLO PRESTIGE PARIS』のケーキの差し入れもありました。とても美味しかったです。ありがとうございました!

平成31年4月5日/福島産土着藻類による燃料生産実証事業の見学

吉田先生のご紹介で、福島県南相馬にある『福島産土着藻類による燃料生産実証事業』の施設を見学してきました。写真等は掲載できませんので、施設の詳細はリンクを見てください。
https://algae-consortium.jp/2018/07/2982

平成31年3月9日/第53回日本水環境学会にて発表

山梨大学で行われた第53回日本水環境学会年会にて、3月9日に研究発表を行いました。残念ながら所用により私は参加できなかったのですが、参加した先生方によると、発表および質疑共に大変立派な発表だったとのことです。

『分画的アプローチによる硝化細菌共存下における ポリリン酸蓄積細菌によるN2O生成の定量的評価』

平成31年2月25日/修論発表会

修士2年生が無事に修論発表会を終えました。
『溶存酸素および亜硝酸の影響を組み込んだアンモニア酸化細菌の亜酸化窒素生成を表現する数理モデルの開発』
『分画的手法を用いた硝化細菌共存下におけるポリリン酸蓄積細菌のN2O生成特性の評価』
発表後はご指導をいただいた小沼先生と吉田先生も一緒に、恒例(?)の『肉の万世』に繰り出して慰労会を行いました。

平成31年2月16日/卒業研究最終発表会

平成31年1月15日/研究施設見学(藻類培養&N2O対策)

本研究室卒業生の案内で、土木研究所で行われている藻類培養に関する実験設備及び国土技術政策総合研究所で行なっている亜酸化窒素(N2O)生成抑制に関する実験設備を見学しました。また、同じく卒業生の案内で、交通試験路の見学もさせて頂きました。

更には、日頃からお世話になっている国土技術政策総合研究所下水処理研の皆様を交えて、楽しい夜を過ごしました。
皆様、ありがとうございました。

平成30年12月27日/卒業研究中間発表会

平成30年12月15日/卒業研究交流会(千葉工業大学村上研究室)

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教員(齋藤利晃)の紹介