グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



2022年度


. 

2022年度卒業式

2023年3月25日(土),本年度も無事に卒業式を迎え,17名の学生を送り出しました。

今年は研究室の卒業生に対して次のような祝辞を送りました。
「風工学研究室を卒業する学生の皆さんへ、おめでとうございます!
 大変な努力と熱意が報われ、今日この日を迎えることができました。
 研究室で学んだ知識や技術は、社会に貢献するための大切な財産となるでしょう。・・・(以下略)」

実はこれ,私が書いたものではなくAIが書いたものでした。いまAI分野で話題騒然のGPTが出力したものです。AIがこんな文章を書けるなんてと卒業生はみな驚いていましたが・・・

当研究室では,見よう見まねでAIの研究を行っています。たまたま取り組んでいる研究の2歩も3歩も先にGPTがあるので,学生も身近に感じられるだろうと思って考えた仕掛けでした。

卒業生が3年生のときから,常々,世の中の技術の進歩は目まぐるしいこと,それが加速度的に増速していることを話してきました。この10年はAIなどの効果で,日常の変化がさらに早くなった気がします。GPTの発展がそれをより一層加速させるかもしれません。そんなスピードの速い世の中の進歩に取り残されず,自分がやりたいことを実現するためには,常に情報を集め,自ら学び,自らを更新し続ける姿勢が重要であることを再度伝えたくて,こんな祝辞にしました。

「自ら学ぶ習慣」が身に付くよう研究を通じて伝えてきたつもりです。社会に出てもその習慣を忘れることなく,自ら学び大きく羽ばたいてくれることを,心から願っています。

2022年度卒業生のみんな,ご卒業おめでとうございます! (2023/03/27 HH)
. 

船橋風洞実験

2023年3月13日(月),14日(火)の2日間,船橋キャンパスにある空気力学研究センター所有の,断面が2m×2mの大型風洞を使って実験を行いました。

次年度実施予定の実験準備として,今回は前述の風洞の最高風速の計測を行いました。重さ数十~数百キロもの機具を扱うため設営に丸1日かかり,準備段階で皆ヘトヘトになりながらも,2日目に風速の測定を行いました。私たちの研究室では過去にこの風洞で風速50 m/sの実験を実施しており,風の吹き出し口を絞る工夫をした上でさらに10m/s以上高い風速を狙いました。そして実験の結果 60 m/sを達成!!短時間ではありましたが最高風速を記録することが出来ました。

実験の合間に実際に風速60 m/sを体感しました。一瞬で手が持っていかれるような強い力を肌で感じ,初めての経験に参加者のみんなが驚いていました。実験の設営や高風速の体感などを通して,多くの意味で良い経験が出来た風洞実験でした!(2023/03/16 MO)
. 

土木学会第50回技術研究発表会

2023年3月8日(水)と9日(木)の2日間,茨城大学で開催された土木学会第50回関東支部技術研究発表会で学会発表を行いました。

コロナも収束し、ようやく行われた対面での関東支部でした。発表者5名の内4名が初めて経験する"対面での学会発表"だったこともあり、ホテルの手配から会場での立ち回り方に至るまで学生にとっては分からないことばかりでした。
しかし、O幹事長による計画的かつ臨機応変な仕事により何の問題もなく終えることができました!

学会発表においては、発表と質疑応答どちらもパーフェクトにできた人、思い通りにならなかった人、それぞれ思うことはあると思いますが、
ここで発表したこと、経験したことが必ず将来の糧になります。
今後の研究でも輝かしい功績を上げ続け、是非とも全国の学会にて発表してもらいたいです!
(美味しい料理も食べてください!)

最後になりますが、
修士2年にとっては、最後の研究発表の場でもありました。
毎日のように研究室にて懸命に研究し、限界まで先生と共に結果を追い求め続けたその姿は、
同期や後輩達にとっての憧れです。
本当にお疲れ様でした。

桜の花が咲き始め、もうすぐ新年度が始まる頃となりました。
"新生"風工学研究室が活気に満ち溢れた一年になりますように (2023/03/10 RK)

追伸:
祝・優秀発表賞受賞!!
. 

2022年度修士論文発表会

2023年2月20日(月),21(火)の2日間,土木工学専攻修士論文発表会が開催されました。
本年度の修士2年生4名が以下の題目でそれぞれ発表を行いました。

唐澤奈央子『ベルヌーイ・オイラー仮定とNURBS基底関数に基づく曲線はり要素の構築』
川島嶺『開境界を有する有限要素流れ解析安定化のための境界条件の検討』
季佳晟『アイソジオメトリック直線はり要素の振動特性評価』
德田翔也『ウエイク中に配置された複数円柱の振動特性に関する数値流体解析』

2年間,もしくは卒業研究からの3年間の集大成でした。

終了後のミーティング(打ち上げ?!)でそれぞれ口にしていたように,満足のいくところもあれば,悔しさを覚えたところもあったと思います。
あれだけ取り組んだとしても,完璧に仕上げることは簡単なことではない,それを知れた良い機会だったのではないでしょうか。

成績優秀で進学した人もいれば,ギリギリで上がったこれた人もいるバラエティーに富んだメンバーでした。
特にコロナの影響を最も受けた台でした。
コロナが無ければもっと色々なことが出来たと思う反面,逆にこのメンバーだから研究室としてコロナ禍を乗り越えてこれたとも思います。
一人一人への餞の言葉はここに記すことは控えて卒業式のときにでも・・・
本当にご苦労さまでした。
みな私からすれば研究室を巣立ったあとの活躍が目に浮かぶ満足のいく発表でした。(2023/2/24 HH)
. 

2022年度卒業研究最終発表会

2023年2月13日(月),2023年度卒業研究発表会を対面形式にて開催しました。
3年ぶりに次年度の卒研生含めて研究室の全員が一堂に介した発表会を開催することができました。
朝から夕方までの長丁場でしたが,発表した卒研生の皆さん,本当にお疲れさまでした。

発表会の締めの挨拶で話したことを,ここにも記しておきます。

私はこの「卒業研究」という科目は,仕事と同じ構造を有していると思っています。
教科書に答えの記されていない新しい何かを発見するため,計画(Plan),実行し(Do),得られた結果を考察(Check),そして考察を踏まえて次に進める(Action),よく言われる「PDCAサイクル」そのものを一年間体験する科目であると。

この研究室の卒業研究は,テーマと指導教員の両方の側面から(苦笑)相対的に苦労の多いものだったと思います。
ですが,一年間を終えた今この瞬間,得られたものは大きかったと(たぶん)感じてもらえていると思っています。

研究室での経験が,わずかでも皆さんの将来にプラスになれば大変嬉しく思います。
一年間ご苦労さまでした!!(2023/2/24 HH)
. 

2022年度第2回研究中間発表会

12月23日,本年度第2回目の大学院研究・卒業研究発表会を対面・オンラインのハイブリッド開催しました。
合計20件,今回も6時間(休憩含む)の長丁場でした。
卒業研究が本格開始してから半年が経過しました。一方で,2月の最終発表会まであと2か月といったところ。これまでの成果をまとめ,残りの期間で取り組むことを整理するタイミング。そのような狙いで毎年この時期に行っています。
順調に成果が積み上がりゴール目前の学生,苦戦して残りの期間でギアを上げなければならない学生,様々ですが各々精一杯発表に臨んでいました。
聴講していた次年度配属予定の学生にも,来年の研究をイメージする良いきっかけになったと思います。
2023年,最後の頑張りに期待して年末の投稿を終えたいと思います。良い年を。。。(2022/12/31 HH)
. 

2022年度第1回研究中間発表会

8月30日に本年度第1回目の大学院研究・卒業研究発表会を対面・オンラインのハイブリッド開催しました。
合計20件,6時間(休憩含む)の長丁場でした。
卒研生は研究テーマが決まっておおよそ3ヶ月を経過したところ。既往研究の調査などを踏まえて研究の背景と目的を理解し,実験方法や解析手法にも慣れ,いよいよ本格的に新しいチャレンジに臨む段階です。
このタイミングで開催した狙いは,研究背景や目的などを第三者に伝えられるレベルまで理解するためです。初めての対面形式での研究発表に苦戦していましたが,各々他の人に伝えようと一生懸命頑張っていました。
今後の研究の展開に期待が持てる発表会と感じた次第です。。。(2022/09/01 HH)
. 

オープンキャンパス出展

夏季オープンキャンパス(8/5・6)にて風工学研究室はポータブルマルチファン風洞を使った橋梁模型の風による振動の実演を行いました。来客していただいた方から、活発な質問を頂き、土木工学科の中で風分野について理解して頂ける良い機会となりました。 (2022/08/05 YN)
. 

2022年度ゼミ風洞実験コンテスト

今年も風工学研究室のゼミナールで空力弾性振動実験コンテストを開催しました!
橋梁の桁断面・表面を雲のような形にしたケーブル・飛行機・UFOというバリエーション豊かな模型を作成し、様々な空力弾性振動を発生させてくれました。

上級生による審査の結果,見事優勝に輝いたのは…ケーブルのグループ。
ケーブルの表面を加工することで、振動特性が大きく変わることを実験で示してくれました。
おめでとうございます! (2022/07/27 NK)
. 

風環境調査

ゼミで「都市の風環境」に関する話をしたので,ゼミ生と御茶ノ水の街中の風を測りに出かけました。
強い風が吹きやすい場所はどのような特徴があるかハンディ風速計を片手に調べに出たわけですが「いまの風速は15!!」なんていう報告を受けました。
表示単位が秒速でなく,時速になっていた,という単純なオチでしたが・・・
肌で感じる風の強さを数値で知れて,良い勉強になったのではないでしょうか。

しかし,あいにくの雨模様でとーっても寒かったです(苦笑) (2022/05/09 HH)

令和4年度研究室始動

本年度の研究室メンバーが確定しました。
M2 4名,M1 3名,B4 15名,B3 11名 の計33名。過去最大の受け持ち学生数になります。果たしてきめ細かな指導ができるかどうか・・・

さて,私事で恐縮ですが,この4月から理工学部情報教育研究センター・駿河台キャンパス長を拝命しました。すでに春休みに新しい教育基盤システム(CST-VOICE)の導入を担当し,この業務の大変さを十分過ぎるほど痛感しました。とはいえ,理工学部のICT教育の実質化,深化を実現できれば,学生の皆さんがもっと有意義に効果的に学修できると思っています。その実現に向けてこの業務も頑張らねば,と思う次第。

私にとっても新たなチャレンジの一年になりそうです! (2022/04/23 HH)

令和3年度卒業式

2021年度メンバー作の研究室卒業アルバム

今年も卒業式を終え,M2 1名,B4 15名(うち2名は2021年9月に卒業)を送り出しました。年度に当初抱いていた,3月にはコロナが収束して卒業記念パーティーができるだろう,という淡い期待は見事に打ち砕かれ,今年も乾杯のない少々寂しい日になってしまいました。ただ,そのような中でもたくさんのメンバーが学会発表にチャレンジしてくれたおかげで,過去最大の学会発表件数になりました。メンバーに恵まれた一年間だったと感じています。
皆さん,ご卒業おめでとうございます。今後のご活躍を祈念いたします。

P.S.(長いけど・・・)
唯一の心残りは,M2のWさんが入学から卒業までほとんどオンラインになってしまったこと。大学院入学直後に「2年間コロナでオンラインになってしまったらどうしよう」と冗談半分で言われたことが現実になってしまいました。研究室の活動が対面でもっと活発にできていたらより充実した大学院生活になっていただろうに,と思います。留学生,かつ大学院からこの研究室に加わってくれたので,余計に申し訳なく感じています。
ただ,2年間でもオンラインでも研究室メンバーであったことには変わりありませんので,次に来日したときには今回できなかった卒業パーティーをこの代のメンバーと大々的に行いましょう!再開できる日を楽しみにしています!! (2022/03/27 HH)

2021年度ゼミ風洞実験コンテスト

このイベントが帰ってきました。
風工学研究室ゼミナールの伝統イベント・空力弾性振動実験コンテスト。先代の野村卓史先生が始められたこの年1回のコンテスト,すでに20回以上開催されてきました。昨年度は対面実施ができず,自宅で扇風機などを使った変則開催になりましたが,今回2年ぶりの対面開催になりました。
渦励振,レインバイブレーション,全橋模型の振動など,ゼミ生が自分たちで目標設定した「風による振動現象」を再現するため,模型作成,予備実験を繰り返して,本日のコンテストにたどり着きました。

その結果は・・・

各グループの努力の過程を見てきたので私には順位付けはできませんね。。。
ゼミ生のみんな,ご苦労さまでした! (2021/12/20 HH)

令和3年度研究室始動

新年度になり2週間ほど経過しましたが,本年度のメンバー(4年生以上)が確定しました。M2 1名,M1 4名,B4 15名の20名です。この後1週間ほどしてゼミ生(3年生)の配属が確定します。おそらく30名以上の大所帯になりますが,対面とオンラインを上手に駆使し,メンバーが様々な経験をする一年にしていきたいです。

ところで,人数が増えたこともあり,感染予防の一環として理工学部QR着席トレーサビリティの真似をすることにしました。QR入退室トレーサビリティとでも言いましょうか。研究室の入退室時にQRコードで簡単に記録を取るシステム。このデータをチェックするときが来ないことを祈っています・・・(HH)

令和2年度卒業式

今年も3月25日がやってきました。日本大学卒業式の日です。
風工学研究室は今年5名の卒業生を送り出しました。
コロナ禍で苦労しながらも,全員希望する道に進むことができたのが何よりです。
ちなみに,全員が一堂に介するのは今年度初。最後の最後に全員で集まれたことを嬉しく思います。
本日巣立ったメンバーの,今後の活躍を心から期待しています。寄せ書き付きのお酒どうもありがとう!!(HH)