研究室の活動
第52回土木学会関東支部技術研究発表会に参加しました
2025年3月10日(月),11日(火)に群馬高専で開催された第52回土木学会関東支部技術研究発表会で研究発表を行いました。
本年度は以下のとおり,学部生2名,教員1名の発表を行いました。
平田麟太郎『面内圧縮荷重を受けるハニカムパネルの座屈解析に関する一検討』
鈴木望美『ウェイク振動を利用した風力発電システムの発電量特性の検討』
長谷部寛『表面を加工した円柱の空気力に関する数値流体解析』
学部生の2人は昨年度の関東支部で発表した内容を,一年間継続した成果をまとめて発表しました。昨年度の発表を覚えてくださっていた他大学の先生もいらっしゃって,それはそれで驚いたのですが(たしかに学部3年生での発表だったのでインパクトはあったのかもしれません),昨年度ほどの驚きは残せなかった雰囲気でした・・・。そんな発表でしたので「次は研究成果でインパクトを与えたいね」と打ち上げのお好み焼き屋で誓ったのでした。。。
またまた余談ですが,高崎・前橋エリアへの出張で露天風呂に入れるとは思ってもいませんでした。新幹線の走行音を聴きながら入る露天風呂もいいもの。旅程の段取りは最高でした!(笑) (2025/03/12 HH)
本年度は以下のとおり,学部生2名,教員1名の発表を行いました。
平田麟太郎『面内圧縮荷重を受けるハニカムパネルの座屈解析に関する一検討』
鈴木望美『ウェイク振動を利用した風力発電システムの発電量特性の検討』
長谷部寛『表面を加工した円柱の空気力に関する数値流体解析』
学部生の2人は昨年度の関東支部で発表した内容を,一年間継続した成果をまとめて発表しました。昨年度の発表を覚えてくださっていた他大学の先生もいらっしゃって,それはそれで驚いたのですが(たしかに学部3年生での発表だったのでインパクトはあったのかもしれません),昨年度ほどの驚きは残せなかった雰囲気でした・・・。そんな発表でしたので「次は研究成果でインパクトを与えたいね」と打ち上げのお好み焼き屋で誓ったのでした。。。
またまた余談ですが,高崎・前橋エリアへの出張で露天風呂に入れるとは思ってもいませんでした。新幹線の走行音を聴きながら入る露天風呂もいいもの。旅程の段取りは最高でした!(笑) (2025/03/12 HH)
国際会議EACWE2025に論文が採択されました
2025年6月にノルウェー・トロンハイムを会場として開催される,世界風工学会ヨーロッパ・アフリカ地区主催の国際会議EACWE2025(The 9th European and African Conference on Wind Engineering)に,学部4年の鈴木さんと長谷部の論文が,審査の結果,採択されました。それぞれ,新たな風力発電法に関する研究,林野火災に関する研究なので,欧米でも研究が進められていることから,有意義なディスカッションができる機会になると期待しています!
採択論文:
N. Suzuki, H. Hasebe: Vibration characteristics of multiple flat plates based on flow visualization
H. Hasebe, Y. Nakamura: Development of a simple experimental method for wind and fire interaction problems
(2025/03/02 HH)
採択論文:
N. Suzuki, H. Hasebe: Vibration characteristics of multiple flat plates based on flow visualization
H. Hasebe, Y. Nakamura: Development of a simple experimental method for wind and fire interaction problems
(2025/03/02 HH)
2024年度修士論文発表会が開催されました
2025年2月17日(月),18日(火)の2日間にわたり,本年度の土木工学専攻修士論文発表会が開催されました。
私たちの研究室からは,下記の1名が発表を行いました。
大木薫仁:有風時の木材延焼速度に関する数値解析
長年構築に取り組んできた,風と火災の連成解析法に関する修士論文でした。
卒業式まで専攻内の評価は分かりませんが,質疑よりも部屋に戻るエレベーターの中で某教員に「毎年おたくの研究室はよいプレゼンするよね」と言われたのが印象的でした。こんなことを書いて本人には申し訳ないのですが,(いつもどおりしっかり準備をした上で)通常運転で卒なくこなしてくれた感じを受けていたので,はたから見るとそのように感じのか,とちょっと驚いた次第です。好意的に解釈すると,歴代の先輩が,特に学会発表の際には口うるさく指摘する私の小言を真正面から受け止めて,それをしっかり後輩に引き継いでくれていた,ということなのだと思います。当たり前ですが,コツコツとした積み重ねが一番大事なのでしょうね。。。
最後に自戒のために,唯一の失敗を記しておきます。打ち上げ会場を四川料理中心の中華にしたのですが,M2は辛い物が苦手であることに予約後に気が付きました・・・大粒の汗をたらしながら,後輩から無理に勧められた麻婆豆腐を食べる姿を見て,ひじょーに申し訳なく思っておりました・・・ごめんなさい(笑) (2025/02/21 HH)
私たちの研究室からは,下記の1名が発表を行いました。
大木薫仁:有風時の木材延焼速度に関する数値解析
長年構築に取り組んできた,風と火災の連成解析法に関する修士論文でした。
卒業式まで専攻内の評価は分かりませんが,質疑よりも部屋に戻るエレベーターの中で某教員に「毎年おたくの研究室はよいプレゼンするよね」と言われたのが印象的でした。こんなことを書いて本人には申し訳ないのですが,(いつもどおりしっかり準備をした上で)通常運転で卒なくこなしてくれた感じを受けていたので,はたから見るとそのように感じのか,とちょっと驚いた次第です。好意的に解釈すると,歴代の先輩が,特に学会発表の際には口うるさく指摘する私の小言を真正面から受け止めて,それをしっかり後輩に引き継いでくれていた,ということなのだと思います。当たり前ですが,コツコツとした積み重ねが一番大事なのでしょうね。。。
最後に自戒のために,唯一の失敗を記しておきます。打ち上げ会場を四川料理中心の中華にしたのですが,M2は辛い物が苦手であることに予約後に気が付きました・・・大粒の汗をたらしながら,後輩から無理に勧められた麻婆豆腐を食べる姿を見て,ひじょーに申し訳なく思っておりました・・・ごめんなさい(笑) (2025/02/21 HH)
2024年度卒業研究最終発表会を開催しました
2025年2月12日,本年度最後の卒業研究発表会を,構造・デザイン研究室,構造工学研究室と合同で開催しました。
早いもので,ここが卒業研究のゴールです。
今年の代は,疑問に思ったことを素直に口に出せる学生が多く,毎週の進捗報告で活発な議論が交わされてきました。その姿からすると,いつもの力が発揮できなかった,と感じたメンバーが多かったのではないかと思います。正直なところ,もうちょっと出来ただろうに,と私も感じています。ただ,それが卒業研究。わずか一年間の研究経験で,ベテラン研究者の鋭い指摘にすべて答えるのは至難の業です。一朝一夕にはいかないことを理解し,日々の積み上げこそが,どのような事態にも対応できる柔軟性を養ってくれるのだと,肌で感じてくれたのであれば,卒業研究に取り組んだ価値があるというものです。
この一年の経験が,これから進む道で,少しでも役立ってくれることを願っています。 (2025/02/15 HH)
早いもので,ここが卒業研究のゴールです。
今年の代は,疑問に思ったことを素直に口に出せる学生が多く,毎週の進捗報告で活発な議論が交わされてきました。その姿からすると,いつもの力が発揮できなかった,と感じたメンバーが多かったのではないかと思います。正直なところ,もうちょっと出来ただろうに,と私も感じています。ただ,それが卒業研究。わずか一年間の研究経験で,ベテラン研究者の鋭い指摘にすべて答えるのは至難の業です。一朝一夕にはいかないことを理解し,日々の積み上げこそが,どのような事態にも対応できる柔軟性を養ってくれるのだと,肌で感じてくれたのであれば,卒業研究に取り組んだ価値があるというものです。
この一年の経験が,これから進む道で,少しでも役立ってくれることを願っています。 (2025/02/15 HH)
2024年度第2回研究中間発表会・忘年会
年内の授業が終わり,冬休みに入りたい気分をいったん脇に置いて,研究室の研究発表会と忘年会を開催しました。
私は11月からの詰め込みスケジュールの反動で体調が悪化気味だったので,ノンアル忘年会でした・・・涙
さて,研究室の年内の活動も本日まで。年が明けたらいよいよ卒論・修論のまとめが始まります。それに向けて僅かな休息に入ろうと思います。皆さま,良い年をお迎えください。 (2024/12/26 HH)
私は11月からの詰め込みスケジュールの反動で体調が悪化気味だったので,ノンアル忘年会でした・・・涙
さて,研究室の年内の活動も本日まで。年が明けたらいよいよ卒論・修論のまとめが始まります。それに向けて僅かな休息に入ろうと思います。皆さま,良い年をお迎えください。 (2024/12/26 HH)
第28回風工学シンポジウムで発表しました
卒研生の鈴木さんが,第28回風工学シンポジウムで発表しました。
タイトル:ウェイク中に配置された複数平板の振動特性に関する実験
このシンポジウムは,発表に先立ち論文もしくはアブストラクトを執筆し,それに対して査読(審査)があり,掲載可となった論文とアブストラクトのみが発表にたどり着ける仕組みです。鈴木さんは5月に「論文」を執筆し,何とか査読を通過しました。ただ,30編程度の論文の中で筆頭著者が学部生の論文は(手前味噌ですが)極めて稀なケースだと思います。他大学の先生方からも「学部生なの?」と声をかけられていました。つまり,相当頑張った,ということです。
ぜひ皆さま,何度も諦めようとしながらも,ここにたどり着いた鈴木さんを労ってもらえればと思います。。。(2024/12/5 HH)
タイトル:ウェイク中に配置された複数平板の振動特性に関する実験
このシンポジウムは,発表に先立ち論文もしくはアブストラクトを執筆し,それに対して査読(審査)があり,掲載可となった論文とアブストラクトのみが発表にたどり着ける仕組みです。鈴木さんは5月に「論文」を執筆し,何とか査読を通過しました。ただ,30編程度の論文の中で筆頭著者が学部生の論文は(手前味噌ですが)極めて稀なケースだと思います。他大学の先生方からも「学部生なの?」と声をかけられていました。つまり,相当頑張った,ということです。
ぜひ皆さま,何度も諦めようとしながらも,ここにたどり着いた鈴木さんを労ってもらえればと思います。。。(2024/12/5 HH)
令和6年度理工学部学術講演会で発表しました
修士1年の山本君,卒研生の平田君が,学術講演会で以下のタイトルで発表を行いました。
山本晃翼: 風の時系列予測のための再帰型ニューラルネットワークの改良
平田麟太郎: ハニカムパネルの座屈解析における有限要素タイプの影響
山本晃翼: 風の時系列予測のための再帰型ニューラルネットワークの改良
平田麟太郎: ハニカムパネルの座屈解析における有限要素タイプの影響
風速 60 m/s の風洞実験を行いました
船橋校舎・空気力学研究センターの2m×2m断面大型風洞で実験を実施しました。
この実験は,橋梁の部材に対して従来想定されている以上の風速の風が作用した際の挙動を確認するための実験で,将来,気候変動により現在よりもさらに強い風が吹くことを懸念して,より安全な橋梁の耐風設計法に繋げるための試みの一つです。
昨年度も実施した実験ですが,今年は今まで計測しきれなかったデータの取得,昨年度の結果を解釈するための検証データの取得が主たる目的です。
大掛かりな実験なので,研究担当者だけでなく,研究室メンバーみんなで取り組みました。
重たい部材を運搬したり,精度を要求される準備をしたり,体力も神経も消費する実験でしたが,風速60m/sを体感できる実験は,なかなか無い良い経験になったはずです。(2024/11/29 HH)
この実験は,橋梁の部材に対して従来想定されている以上の風速の風が作用した際の挙動を確認するための実験で,将来,気候変動により現在よりもさらに強い風が吹くことを懸念して,より安全な橋梁の耐風設計法に繋げるための試みの一つです。
昨年度も実施した実験ですが,今年は今まで計測しきれなかったデータの取得,昨年度の結果を解釈するための検証データの取得が主たる目的です。
大掛かりな実験なので,研究担当者だけでなく,研究室メンバーみんなで取り組みました。
重たい部材を運搬したり,精度を要求される準備をしたり,体力も神経も消費する実験でしたが,風速60m/sを体感できる実験は,なかなか無い良い経験になったはずです。(2024/11/29 HH)
河川の水位調査を行いました
冬の風を感じ始めた11月,風水害の予測と対策に関する研究の一環で実施している河川および排水路の水位計測を実施しました。
当研究室では数年前から『日本大学災害ソサイエティ』のメンバーとして,某地方自治体の協力のもと,ローカルな内水氾濫予測の研究に取り組んでいます。狭い範囲の河川と排水路に複数の水位計を設置し,大雨で増水,内水氾濫が起こる際の水位変化を記録し,そのデータを研究室で開発中のAIに学修させることによって,内水氾濫が起こる前の段階で,氾濫を予測する手法の構築を目指しています。
この日は,計測したデータの回収と,設置した水位計の計測精度向上のためのガイドパイプ設置作業を行いました。計測データがさらに増えたので,開発中のAIの精度向上を期待しています。(2024/11/28 HH)
当研究室では数年前から『日本大学災害ソサイエティ』のメンバーとして,某地方自治体の協力のもと,ローカルな内水氾濫予測の研究に取り組んでいます。狭い範囲の河川と排水路に複数の水位計を設置し,大雨で増水,内水氾濫が起こる際の水位変化を記録し,そのデータを研究室で開発中のAIに学修させることによって,内水氾濫が起こる前の段階で,氾濫を予測する手法の構築を目指しています。
この日は,計測したデータの回収と,設置した水位計の計測精度向上のためのガイドパイプ設置作業を行いました。計測データがさらに増えたので,開発中のAIの精度向上を期待しています。(2024/11/28 HH)
土木学会第79回年次学術講演会で発表しました
2024年9月5日(水)と6日(木)の2日間,東北大学で開催された令和6年度全国大会 第79回年次学術講演会に参加しました.
学部4年生2名が以下の題目でそれぞれ発表を行いました。
平田麟太郎『四辺支持されたハニカムパネルの座屈強度に対するコア厚さの影響』
鈴木望美『ウェイク中に配置された複数平板のフラッター特性に対する配置間隔の影響の検討』
人前で話す機会はこれまでも何回かあったものの,専門家の方がこれほど多く集まる学会は初めてでした.
満足のいく発表ではなかったものの,他大や企業の方からの貴重な意見を多数いただき,研究の課題が明確になるよい機会となりました.また,質疑応答の時間には想定外の質問を受けることもあり,その場で的確に回答することの難しさも実感しました.
今後は,今回の経験を活かして,より質の高い研究を行い,学会発表に臨みたいと思います.
(2024/9/6 NS)
学部4年生2名が以下の題目でそれぞれ発表を行いました。
平田麟太郎『四辺支持されたハニカムパネルの座屈強度に対するコア厚さの影響』
鈴木望美『ウェイク中に配置された複数平板のフラッター特性に対する配置間隔の影響の検討』
人前で話す機会はこれまでも何回かあったものの,専門家の方がこれほど多く集まる学会は初めてでした.
満足のいく発表ではなかったものの,他大や企業の方からの貴重な意見を多数いただき,研究の課題が明確になるよい機会となりました.また,質疑応答の時間には想定外の質問を受けることもあり,その場で的確に回答することの難しさも実感しました.
今後は,今回の経験を活かして,より質の高い研究を行い,学会発表に臨みたいと思います.
(2024/9/6 NS)
夏合宿で九十九里に行ってきました
8月28・29日で1泊2日の研究室合宿に行ってきました。
今年の行先は千葉・九十九里でした。
合宿の目的は,ゼミ生の輪講発表と4年生,大学院生の研究中間発表です。
初日は合宿所についてすぐ中間発表でした。ゼミ生の発表・研究の中間発表ともに,学生間で活発に議論を行ったり,先生からアドバイスをいただいたりと有意義な時間となりました。発表後の懇親会では,発表の緊張がとれたのか,皆楽しそうに懇談していました。二日目には昨年から目標としていたBBQを行うことができました!
直前まで台風の進路が定まらず,中止を検討した瞬間もありましたが,天気にも恵まれ,海の幸を堪能することができました。
自分の研究について知ってもらい,仲間の研究を知り,議論を交わすことでお互いとてもいい刺激となりました。来年の研究発表も頑張ります! (2024/09/02 RH)
今年の行先は千葉・九十九里でした。
合宿の目的は,ゼミ生の輪講発表と4年生,大学院生の研究中間発表です。
初日は合宿所についてすぐ中間発表でした。ゼミ生の発表・研究の中間発表ともに,学生間で活発に議論を行ったり,先生からアドバイスをいただいたりと有意義な時間となりました。発表後の懇親会では,発表の緊張がとれたのか,皆楽しそうに懇談していました。二日目には昨年から目標としていたBBQを行うことができました!
直前まで台風の進路が定まらず,中止を検討した瞬間もありましたが,天気にも恵まれ,海の幸を堪能することができました。
自分の研究について知ってもらい,仲間の研究を知り,議論を交わすことでお互いとてもいい刺激となりました。来年の研究発表も頑張ります! (2024/09/02 RH)
2024年度が始まりました
左:引越前,右:引越後(どちらも引越途中の写真です)
2024年度が始まりました。この春,研究室にとってとても大きな出来事がありました。それは・・・
研究室が引っ越しをしました!
とはいえ,同じフロアのはす向かいの部屋に移っただけですが・・・
大きな窓の部屋に移ったので,景色が見えるようになりました(笑)
気分新たに本年度も頑張ろうと思います。(2024/4/15 HH)
研究室が引っ越しをしました!
とはいえ,同じフロアのはす向かいの部屋に移っただけですが・・・
大きな窓の部屋に移ったので,景色が見えるようになりました(笑)
気分新たに本年度も頑張ろうと思います。(2024/4/15 HH)