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2018年度の活動|2018 year's activities


”よく学び、よく考え、よく食べる” 活発な研究室の活動を紹介
ここでは、研究室での活動として、イベントやゼミナール、研究発表に関わる活動関係について紹介します。

加須市の卒業研究を加須市市長にプレゼンテーション

土木工学科構造・デザイン研究室の卒業研究生、栗田祐哉君、渡辺光君、奈良崎尚也君の3名が卒業研究の成果を大橋良一加須市長に報告した。
埼玉県加須市は、江戸時代から稲作が発展したため縦横無尽に水路が形成され、市内には1110橋もの橋を有する。また、冬から春にかけて、からっ風と呼ばれる季節風が、北西方向から吹き荒れるために、橋面上に多数の土砂が堆積し苔や植物が繁茂するため、走行空間の狭くなるだけではなく、伸縮装置、排水装置などの機能障害も生じていた。

渡辺君の研究は、埼玉県の加須市の橋梁247橋を対象に、橋梁の苔泥付着面積の調査を行ったもの、栗田君の研究は、20橋の苔泥を撤去し、その具体的な量の調査を実施した。この撤去調査には、ブリッジ工房64名の学生の協力し、2.8tの苔泥が撤去された。奈良崎君の研究は、直下型地震を想定した際に、この苔泥の影響からどの規模の橋梁の主桁が落橋の恐れがあるものかを解析したもので、災害時の動線確保に重要な資料となるものである。
2017年から加須市と構造・デザイン研究室は、共同研究を行い、将来的には、走行障害が発生しそうな橋梁の分析を行い、加須市の地震時の避難動線の確保目指すものである。

2018年度大学院修士論文研究発表会

日本大学大学院理工学研究科土木工学専攻の修士論文研究発表会が行われました。
当研究室 修士2年手塚 寛人による、下記論文が発表されました。

「ラーメン構造のクリープによる構造特性と変位拘束による効果」
The Effect of Displacement Constraints on Cross Sectional Forces with Creep Deformations of Rahmen Structures Caused by Change in the Structual Properties
2019年2月25日

2018年度卒業研究発表

平成30年度理工学部土木工学科構造系研究室の卒業研究発表会が開催された。
各論文タイトルは、次の通りです。

榎本 拓郎 JR御茶ノ水駅の御茶ノ水橋口周辺におけるユニバーサルデザインに関する調査
廣島 拓海 20代前半における懐かしさを感じる景観の認知構造に関する研究
浅川 菜美 徳川家康による江戸初期における社会資本整備に関する考察
阿部 絵里香 都心部と地方部のエリアマネジメントの動向と方向性
雨宮 裕太郎 木製伸縮アーチクロスウェブ構造の設計と製作
渡辺 光埼 玉県加須市のからっ風による橋梁の苔泥付着量調査(1)
栗田 祐哉 埼玉県加須市のからっ風による橋梁の苔泥付着量調査(2)
佐々木 颯 2016年から2018年の土木業界から考察するi-Constructionの動向
山老 祐太 駿河台の坂道から考える神田山の形状の推察
奈良崎 尚也 加須市の大規模地震を想定した橋台の安定評価
宮脇 舞優 木材-コンクリート合成梁における接合性能と付着性能が力学特性に及ぼす影響
和雨 思 中国組積木橋における虹橋と廊橋の構造特性の比較

卒業研究ラストスパ―ト

OBから池袋の太巻きの差入れが入りました

みんなで、モグモグタイムです


神田神保町雪だるまフェアに今年も参加

「第18回 神田小川町雪だるまフェア」が、2019年1月19日(土曜日)・20日(日曜日)に開催しました。

「神田小川町雪だるまフェア」は、群馬県嬬恋村から80トンの天然雪を運び入れ、スポーツ店の街・神田小川町(小川広場、靖国通り沿い歩道)で銀世界の魅力を存分に体験していただくイベントで、神田小川町雪だるまフェア実行委員会が運営するもの。

研究室で製作した雪だるまは、今年で、6回目の参加になりますが、某TV放送局で有名な「Chikoちゃん」を製作しました。決して、ぼーっとして作ったわけではありません。子供たちに大人気でした。

Lab 大掃除&納会

タワー・スコラ1107、1108、S202の大掃除を行いました。掃除の後は、ささやかな納会が行われました。
皆さんよいお年を迎えましょう。

Lab X'mas Party & Year End Party

1年を振り返り、X'mas Partyが企画された。研究室員と研究室の関係する企業、団体の懇親会です。

第14回景観・デザイン研究発表会で優秀ポスター賞受賞

土木工学科構造・デザイン研究室の浅川菜美(4年生)、丸山大貴(修士1年)、松崎成義(3年生)、川口慶祐(3年生)らが、12月8日9日に開催された第14回土木学会景観・デザイン研究発表会(於長崎市民会館)で優秀ポスター賞受賞した。
浅川らが提示したポスターは、「Cleaning Bridge Projectのイベント企画と運営」というタイトルで、橋梁の維持管理の学ぶために、ブリッジ工房と構造・デザイン研究室が、学外の橋梁を掃除しながら学ぶというもの。世界遺産白糸の滝に下流にある滝見橋の清掃や、ループ状の雷電廿六木橋の汚れの付着調査、埼玉県加須市の橋梁の泥苔の撤去作業など、学生主体の活動から地元NPO、市民を巻き込んだ清掃作業に発展している。

2018年12月9日

構造デザインのワイン

このワインは、ガリシア地方内陸部、シル川峡谷にある特徴的な土地、標高も高いブドウ畑で、メンシアという土着品種をつかった土地の個性を表すワインです。
テルモ・ロドリゲス-Telmo Rodriguez-は、難しいテロワールで、生産者が困っている地域を、買い取るのではなく、一緒に生産していいワインを造ろうと努力し、これらがうまれたそうです。
「ガバ・ド・シル」とはシル川の橋という意味だそうで、シル川に架かっている橋がすべて記載されているとのこと。
2018年11月26日


加須市橋梁清掃大作戦

埼玉県加須市は、江戸時代から利根川の東遷事業で、東西方向に無数の河川や水路が構築されたコメ所です。人口11万人、133.3km2の面積の中に、1107橋という橋を有する日本でトップクラスの市です。
日本大学理工学部は、2017年から加須市と橋の維持管理の共同研究を実施しており、加須市の橋梁の特徴を調査しました。その結果、北西方向から空っ風という季節風が吹き、周辺の田畑からこの風都と土が舞い上がり、橋の上に堆積し、草が発芽していることが解りました。この土で、橋のジョイントや排水口が詰まり、地震発生時に、橋の機能が働かないなどの課題があるため、橋梁の清掃作業を企画・実施しました。

11月23日に実施され、参加者は、ブリッジ工房から45名、土木工学科構造・デザイン室から18名、地元のNPOから6名、総勢69名で清掃作業に臨みました。この日の作業は、約3時間で20橋を行い、排出した土砂は、なんと2.8tonという量になりました。作業終了後、加須はなさき水上公園でNPOの方と共に、懇親会を行いました。

Forum8 VDWC 2018 Nomination Award

Virtual Design World Cup(VDWC)第8回 学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド(主催:VDWC実行委員会)のエントリー総数は43チーム、うち11作品がノミネート。2018年11月15日、品川インターシティホールに於いて、最終公開審査を経て1つのワールドカップ賞、2つの優秀賞及び4つの審査員特別賞が決定いたしました。
今年のテーマは、「共有化都市システム」が創る未来の上海というもの。VRを使って未来の上海の共有化システムを考える。構造・デザイン研究室からエントリーしたチームGOEMONがNomination Awardを受賞した。

2018年11月15日

Team GOEMON Concept
We imagined Shanghai in 2050. Merging infrastructure and architecture, connecting a building with other building by bridge. Bridge is not only used for transportation, it connects lifeline also. Bridge is use for moving horizontally, Buildings are available to be used as an elevator, so buildings are used for moving vertically. In Shanghai in 2050, people can move in three-dimension.

関先生監修の災害救助訓練施設が完成

土木工学科関文夫教授と建築工学科宮里直也教授が、2016年から設計監修を行った災害訓練施設が、神奈川県厚木市に完成した。神奈川県くらし安全防災局が主体となって、敷地面積1.5haの中に、地震、土砂崩れ、台風、洪水といった自然型災害と、ゲリラ豪雨、交通災害突風災害などの都市型災害を対象とした総合訓練施設で、中でも国内都市型災害に特徴を有する災害訓練施設は全国で初めてのものとなる。

関教授は、近年頻繁に発生する災害に対して、救助訓練のあり方を研究し、救助訓練施設、訓練施設のマネジメントなど広くアドバイスしている。国内で3事例目となる今回の施設は、その中の最新訓練施設となる。

2018年11月8日


Civil EXPO 2018 新作の木橋披露

土木工学科行事のCivil EXPO2018が開催された。
構造・デザイン研究室は、新しい木橋の製作で、Xウエブを進化させたアーチXウエブに挑戦した。
サルバティーコ、Xウエブと展示し、今年はブリッジ工房からたくさんの人が橋づくりに体験できとても充実したものとなった。
2018年11月3日

Home Comming Day タワー・スコラ

Home Comming Day タワー・スコラに参加いただきましてありがとうございます。
ブリッジ工房の展示も行いました。
2018年10月20日

Mouleの会 OG・OBのためのタワー・スコラ見学

タワー・スコラの構造・デザイン研究室のお披露目とOB・OG会が開催されました。
ご参集いただきましたOB、OGの皆様にお礼申し上げます。
2018年9月22日

実地研修2018 新潟 湯沢町と八海山

実地研修は、構造物の老朽化と維持管理を学ぶと景観とまちづくりを学ぶ2つの研修が行われました。

2018年8月16日

La SCHOLA タワー・スコラ 引越しました

理工学部仮称南棟から、正式名称La SCHOLA タワー・スコラに決定されました。
当研究室は、このタワー・スコラの11Fに転居しました。
今後、研究室をお尋ねの際は、タワー・スコラを目指してください。

地上18F、地下3Fのタワーです。
旧6号館(図書館)、旧9号館の位置に建っています。

2018年8月14日
※土木工学科は、10F、11Fに移転しました。
※土木事務室は、10Fになります。

タワー・スコラの表札です。
東京2020オリンピック・パラリンピックエンブレムを
デザインした野老 朝雄さんがフォントデザインしたもの。

構造・デザイン研究室からの眺めです。
湯島聖堂、復活大聖堂が眺められます。

研究室引越し大作戦 3号館3Fからタワー・スコラ11Fへ

構造・デザイン研究室が、3号館3Fの338号室から、タワー・スコラ11F1108号室へ引越しとなりました。
学生ゼミ室も、336Bからタワー・スコラ11F1107号室への引越しとなりました。
研究室設立から8年間の書籍と資料(ゴミ?)との格闘が始まりました。
段ボール90個詰めるのも大変、収めるのも大変…

2018年8月13日

引越しスケジュール

8月8日 338号室の廃棄、移動の分類
8月9日 338号室箱詰め/336Bの廃棄、移動の分類
8月10日 336B室箱詰め
8月11日 3号館お別れ懇親会
8月13日 午後:プロ業者による荷物移動11Fフロアまで
8月14日 午前:プロ業者による荷物移動11Fフロアまで
午後:1107・1108に整理、引越し終了
次回は、実験室の引越しとなります。

オープンキャンパス2018 ICE Bridge完成

8月4日、5日に開催されたオープンキャンパス2018で、構造・デザイン研究室は、ICE Bridgeを完成させた。
スパン1.5m、ライズ0.5のアーチ橋で、2貫の氷を18個用いた総重量1.2kNの橋である。

透明な氷が空中に自立したときは、大きな歓声に包まれた。
2018年8月5日

白糸の滝 滝見橋の清掃

構造・デザイン研究室では、滝見橋のエイジング調査を実施しています。
滝の下流側に位置する滝見橋は、多湿環境に位置するため、9年分のコケが1年で付着します。
このコケを洗い流しながら、滝見橋のデザインを保全してます。

滝見橋は、水仕舞設計も施されていることから、局的な汚れの付着が少ない橋として設計されているます。

実際の橋に触れて、汚れを洗い流し、維持管理を学ぶ。
研究室の活動の一つです。
2018年7月11日

加須市橋梁調査2018

埼玉県加須市は、江戸時代の利根川東遷事業から米どころとして有名なところです。
そのため市内には、東西方向に多数の水路網が整備されており、南北に移動しようとすると無数の橋が必要となります。構造・デザイン研究室は、昨年からこの加須市の橋梁調査に入りました.その結果、北西方向から吹く”からっ風”によって、土砂が運ばれ、橋の上には、土砂が堆積している状況が解りました。
2018年7月4日


Bridge Contest 2018

構造・デザイン研究室恒例のBridge Contest 2018が開催された。
支間長420mm、幅70mmのスチレンペーパーの模型、重さ12g~20g程度で、終局荷重40Nを支えるもの。
より軽く、より薄く、終局荷重にピッタリに壊れる構造を競うもの。
3年生、4年生のBridge26橋の結果、2018年優勝者は、阿部さんでした。
2018年6月30日

山田雄太先生 土木学会論文奨励賞を受賞

平成30年6月8日に行われた土木学会の定例総会において、山田雄太助手が論文奨励賞を受賞しました。この受賞は、40歳までの独創性と将来性に富むものと認められた若手研究者に与えられる賞で、若手研究者の登竜門として最も名誉の高い賞です。
山田雄太先生の研究内容は、鉄筋腐食ひび割れが生じた鉄筋コンクリート部材のせん断疲労挙動が、ひび割れの長さにより変化する原因を明らかにしたことに対するものです。

受賞名 論文奨励賞
授与団体 公益社団法人土木学会(Japan Society of Civil Engineers)
受賞対象者 山田 雄太
受賞対象論文
  • 山田雄太、千々和伸浩、岩波光保:引張主鉄筋に沿う人工損傷の長さがせん断補強筋の無いRC
  • はりの疲労耐荷機構に及ぼす影響、土木学会論文集 E2, Vol.73, No.3, pp.323-336, 2017.8.
■研究内容
これまで、鉄筋腐食ひび割れが生じた鉄筋コンクリートはりのせん断疲労挙動に関する知見は極めて少なく、耐荷機構の解明が求められていました。この研究では、鉄筋腐食ひび割れを模擬した人工損傷を有するはりを対象に実験と解析を行うことで、静的耐力が健全なはりより大きくなるような鉄筋腐食ひび割れが生じた場合でも、疲労寿命が短くなることを明らかにしています。
さらに、新たに定義された耐荷機構の評価手法を用いることで、その差違を明示するとともに、人工損傷の長さが耐荷機構及び疲労寿命に及ぼす影響を力学的に説明することに成功しました。
この研究で提案されている耐荷機構の評価手法は独創性に富むものであり、学術の発展に顕著な貢献を成したことが授賞理由として挙げられています。
今後、本研究成果の貢献により、疲労寿命予測技術の発展が期待されます。

※画像をクリックすると拡大します

ゼミナール はし・みち・まち歩き2018 第2弾

隅田川橋梁群とレインボーブリッジ

16時40分:御茶ノ水→浅草
17時30分:浅草→日の出桟橋→隅田川橋梁群の視察
18時20分:日の出桟橋→レインボーブリッジ→台場花火FES視察
20時00分:解散

ゼミナール アプリケーション演習

構造・デザイン研究室のゼミナールでは、次のアプリケーションの講習会を実施しています。
[CG・編集系ソフト]
Editorial:photoshop,Illustrater
Modeling:SkecthUp,AllPlan
CAD:Auto CAD Civil-3D
VR:UC-WinRoad

[解析系ソフト]
骨組解析:Eazy Frame
FEM:T-DAP
2018年5月11日

ゼミナール恒例のはし・みち・まち歩き2018開催

構造・デザイン研究室恒例のはし・みち・まち歩きが開催された。
2018年4月28日

16時40分 3号館出発
16時50分 ワテラス JAZZ FES、歩道状空地と水仕舞の境界
17時00分 昌平橋、神田川は人工河川、山手線は、円形ではなく「の」字型
17時20分 AKIBA Bridge サクセムを学ぶ
17時30分 山手線煉瓦構造
17時40分 中央線高架橋
18時00分 東京駅 八重洲口広場
18時20分 東京フォーラム
18時40分 解散

木橋製作|会津若松城廊下橋完成!

今年の木橋製作の課題は、会津若松城の廊下橋が完成した。
まさかの石積み擁壁部が、Prof.Seki NGでやり直しになりましたが、ようやく完成しました。
完成するとした時の達成感はたまりません。

2018年4月25日

BRIDGE | 大野美代子さん回顧展見学

大野美代子さんの回顧展|BRIDGE
4月25日最終日の前日に、研究室で訪問しました。
関先生から、大野さんとの仕事をして時の話や、大野さんの橋のデザイン、M+Mデザイン事務所のお話、女性経営者としてのお話など、様々な話を聞きました。

4月24日

2018年研究室 Kick Off Party

2018年度の構造・デザイン研究室のキックオフパーティが開催された。
関先生、山田先生の他に、客員研究員の齋藤さん、新ゼミナール生13名、卒研生13名、研究学生1名の30名体制となった。活発な活動になることを祈念して、”乾杯、カンパイ、かんばい”
4月20日

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