2023年度の活動|This year's activities
関先生が第8回富士宮市景観賞特別賞受賞
安全な公共地に売店の集約を図った
片流れの屋根は富士山方向を向いている
神田小川町雪だるまフェアに雪だるま出展
雪だるまのよこで写真撮影すると”幸だるま”になる縁起ものです。
製作にあたり、コンセプトメイク→タイトル→デザイン→作図(CAD)→材料調達(目、パーツ)→製作という一連の流れを構築します。仕事も研究も雪だるまも製作工程は同じなんです。
1月20日
製作中
みごとに完成
2024年初詣
神田明神
江戸の守り神である神田明神への初詣に行ってまいりました。
元日から能登半島地震、2日には航空機衝突事故、3日は大規模火災と日本は大きな災害や災いに見舞われています。
何とか平穏無事な年にしたいと思います。
1月5日
大掃除開催
研究室の院生、学部生、山田研究室有志の皆さんどうもありがとうございます。
これで、気持ちよく新しい年を迎えられます。
12/26
Xmas Party 2023開催される
OB・OGからの差し入れ
2022年春、2023年春学部卒業、大学院修了の皆さんから盛大な差し入れをいただきました。
心より御礼申し上げます。
ゲストに当研究室の関係者、非常勤講師の関係者、桜門技術士会の理事の皆様もお越しいただきありがとうございました。
美味しくいただきました。
12/22
新東名高速道路の現場見学会
清水建設・地崎建設 川西工事
300万㎥の盛土工事
鹿島建設・大成建設 河内川橋梁工事
日本最大の220mバランスドアーチ構造
何と言ってもその規模、技術は、最新技術でした。
12月12日
丸磯建設社員から説明を受ける学生
現場を眺めながら説明を受ける
河内川橋梁の現場
鹿島・大成JVのモニター室
第19回景観・デザイン研究発表会優秀ポスター賞受賞
構造・デザイン研究室から3本のポスターが発表しました。
『伸縮可能性の高いラティストラス橋製作』
野口大樹(日本大学)/只野翔悟,多田優輔,関文夫
『世界最長プレストレストアイスブリッジ4.0mに挑戦』
鈴木颯真(日本大学大学院)/種村瞬,小藪隆太,浅井秀亮,関文夫
『聖橋の模型製作から見た山田守の造形と成瀬勝武の構造』
永井千皓(日本大学)/高野圭太,神津汰地,澤田莉乃,冨永裕二,水野雅也,関文夫
この中で、『聖橋の模型製作から見た山田守の造形と成瀬勝武の構造』のポスターが優秀ポスター賞に選出されました。
製作した皆さん受賞おめでとうございます。
12/10
IHI SAMPE Japan Category G 3位入賞
日本大学理工学部から、構造・デザイン研究室とブリッジ工房からカテゴリーGに参加した。参加チーム5名の中で、構造・デザイン研究室のチームが3位に入賞を果たした。ブリッジ工房グループは、2年生と1年生で構成したチームで、今後に期待される。
12月1日
3位入賞の構造・デザイン研究室チーム
2チーム
第13回学生BIM&VRデザインワールドカップ 入賞
2023年の作品課題は、『日本の原風景にもたらされる2つの大逆転-恵那市のモビリティとライフスタイルの未来ー』がテーマで、BIM&VRデザインを行ったもの。ニュージーランド、台湾、中国、韓国、ベトナムの学生がアイデアを競うもの。日本からノミネートされたのは、日本大学理工学部土木工学科のTeam Massan ”Millennium Trip of Era with EHHO”でした。
入賞した学生の皆さんおめでとうございます。
2023/11/9
世界最長のプレストレストアイスブリッジ橋完成
世界最長のプレストレストブリッジは、張弦梁構造(大偏心外ケーブル構造)を有する橋になりました。
橋梁諸元
橋 長:4.16m
支間長:4.0m
材 料:2貫氷 32個
重 量:24kN(240㎏・f)
構 造:張弦梁構造(大偏心外ケーブル構造)
人類初のプレストレストアイスブリッジ4m完成
恐竜が乗っても壊れない
Campus Watching 2023
今年の木橋の展示は次の通り。
2013年設計 トラスビーム橋 設計者:前田滝作
2018年設計 トラスアーチ橋 設計者:雨宮裕太郎
2022年設計 ラティストラス橋 設計者:野口大樹,只野翔悟
恐竜2頭乗っても大丈夫
恐竜4頭乗っても大丈夫
加須市橋梁清掃大作戦実施
学生45名+加須橋梁清掃帯NPO10名+加須市+埼玉県の皆さんで清掃を実施しました。
10月29日
第32回PCの発展に関するシンポジウム開催
多田優輔 「10年経過した滝見橋のエイジング調査とクリープの影響評価」
質疑応答も行われ、一生懸命解答していた。
10月27日
施工34年経過した日中大橋の調査
日中ダム(ロックフィルダム)
日中大橋 PC斜張橋
大桧沢方面でこの先行き止まり
B-Forum vol.2開催される
話題提供
1.「聖橋の話」ー山田守の造形と成瀬勝武の構造ー
日本大学理工学部 教授 関文夫
2.カテナリー曲線より合理的なアーチ軸線の研究
日本大学大学院 修士1年 小藪隆太
山田守のパラボラ曲線(こう腹曲線)が用いられた場所は、聖橋のアーチ側面は、アーチカルバートに採用されている。このパラボラ曲線は、聖橋のプロポーションに大きな影響を与え、好印象を与えている。しかし、アーチ側面は1.4mのファサードとして扱われ、アーチ軸線は、パラボラ曲線からカテナリー曲線に変更され、橋の即物的なものに適用されており、本体は成瀬勝武の構造合理主義が感じられる。そして、左右の桁構造は、軽量化のために鋼板桁構造が用いられているほか、アーチリブにもオールメラン工法として、鋼トラス構造が使用されている。また、アーチ橋の水平力のために、400本を超えるぺデスタイルコンクリート杭が採用され、構造のバランスが図るための苦労が感じられる。通常のエンジニアでは、この杭の姿をみれば、アーチをやめたくなるほどのものである。震災復興橋梁を巡り、建築家と土木技術者がセットで、皇居に近い場所からアーチ橋が推奨された典型的なスタイルの橋である。
後半には、アーチ軸線の研究をしている大学院生からの発表にあり、鉛直材や桁自重に影響を配慮した合理的なアーチ軸線の研究成果の発表があった。
10月20日
B-Forum vol.1 開催される
プレゼンター
国際会議の概要とノルウエー事情 日本大学理工学部 関文夫氏
初の国際会議の参加で感じたこと 神鋼鋼線工業㈱ 有路亮平氏
国際会議とノルコンサルタント 鹿島建設㈱ 山崎啓治氏
討議内容
1.国際会議に参加する人材の育成
国際会議の内容は、持続可能なコンクリート、技術開発、循環型社会がテーマでコンセプチュアルな議論が多い、
プレゼンは、ジョブズ風が標準、マ大規模シンポから個人まりとした国際会議へ、フレンドリーに関係が展開
レセプションパーティもビール&ピザ、ポストシンポジウムツアーもまち歩き、日本から3名+中国人留学生2名参加
2.国内・海外のコンサルタンツの課題
業務範囲の違い、第三者チェック機関、プレリマリー計画・設計、人材の流動、工事費の解らない国内コンサルタンツ、
工事費が解らると工学が解る、国内外の業務範囲の違いに気づくべき、権限も責任も海外が高い
3.詳細設計付き施工案件、ECIをどう考えるか
今回の国際会議に日本の設計はなぜ来ない、設計者=発注者は世界の疑問、いつの間にか消えたデザインビルドを、
国内の発注システムの不備、多重設計を解消するためには何が必要、コンサルタントは、設計監理を実施するべき、
4.国際ビジネスの取り組み
日本のゼネコンの国際戦略はなぜ持続しないか、韓国内は発注規模が大きくなると海外の設計者、技術者必須、
国際化が進み海外のPJに参画している、ノルウエー最大コンサルタントのノルドゥコンサルタントのビジネス
第2回は、10/20「聖橋の話」で予定しています。
千代田区日比谷図書館 震災復興特別展訪問
9/16
土木学会全国大会にて、研究室関係論文4本発表
当研究室からはM1が2名、卒業生が2名発表しました。
論文タイトルは次の通り
[CS1-14] 高校生の認識調査に基づくドボクを普及させるための提案
*田中 捺紀1、関 文夫1 (1. 日本大学)
[I-348] 人が歩いたプレストレストアイスビーム橋の設計と製作
*浅井 秀亮1、関 文夫1 (1. 日本大学)
[I-346] 鉛直材に配慮した合理的なアーチ軸線の線形に関する考察
*小藪 隆太1、関 文夫1 (1. 日本大学)
[I-347] 伸縮式ラティストラス構造を用いた木橋の設計と施工
*野口 大樹1、関 文夫1、只野 翔悟1 (1. 日本大学)
富士宮音止の滝展望台完成式典
音止めの滝は、曽我兄弟の仇討の際に音が止まったことに由来する滝で、水量(1.5t/秒)、落差(25m)の瀑布です。
これまで、この滝を観る場所が仮設構造物の状態で、ようやく本設構造物で眺めることが可能となりました。
設計:㈱千代田コンサルタント+
監修:関 文夫(日本大学理工学部土木工学科 教授)
落合 正行(日本大学理工学部まちづくり学科 助教)
9/13
展望台からの眺め ダイナミックな音止めの滝と冨士山を眺めることができます。将来は、森の伐採も進み、景観資源の保全が行われる予定です。
式典を祝うように富士山が顔を見せました。霊峰富士が夏のこの時期に見えるのは極めて稀です。
富士宮 白糸ノ滝に水盤完成
設計:㈱千代田コンサルタント
監修:関文夫(日本大学理工学部 教授)
9/13
甘楽町石積み補修
中央部分のハラミだし、天端石の陥没が生じている
2012年から甘楽町と構造・デザイン研究室の付き合いが始まり、水路調査、石積み調査、石積み補修、石積み再生とプロジェクトを進めてまいりました。2023年、大堰の石積みのハラミだしが確認され、補修作業を行いました。
2023年9月7日
解体区間の記録とナンバリング
石の撤去と背面の掘削
補修前の石積み
補修後の石積み
群馬県甘楽町雄川堰の外来草本駆除
9月7日
外来草本除去前
外来草本除去と堆積土砂撤去
石積み研修スタート
この石積みは、空石積みといわれるもので、日本のお城の石垣に使われていた技術です。もちろん江戸時代は、普請事業(今の土木事業)で、各藩お抱えの石工がおり、江戸城や神田川の掘削を行っていました。
ルーツは、滋賀県大津市坂本にあり、穴太衆積みがそのルーツです。そのルーツでもある粟田建設の社長から、「石の声を聴け」という石積みの基本を学んだ関先生は、空石積みの現場を求めながら、学生に研修を行っています。
9月7日
聖橋の模型完成
山田守モデル (御茶ノ水橋からの眺め)
完成版は、下記の展示会で、ご覧いただけますので、ぜひご来場をお願いします。
令和5年度特別展 関東大震災100年「首都東京の復興ものがたり~未来へ繋ぐ100年の記憶~」
場所|千代田区立日比谷図書文化館 1階 特別展示室
会期|前期:9月1日(金曜日)から10月15日(日曜日)
後期:10月20日(金曜日)から11月26日(日曜日)
※前後期で展示入替あり
時間|月曜日から木曜日・土曜日:10時から19時まで
金曜日:10時から20時まで
日曜日・祝日:10時から17時まで
https://www.edo-chiyoda.jp/tenji_koza_kodomotaikenkyoshitsu/tenji/1/529.html
成瀬勝武モデル下流からの眺め
総武線、中央線ホームから鋼鈑桁橋を眺める
アーチメラン材と鋼板桁橋
鋼板桁橋とアーチメラン材を眺める
聖橋模型製作中
模型モデルのCG(色彩等は全く異なります)
2015年に当時のゼミ生が S=1/30(材質紙)で作成しました。
2023年版は、ゼミ生が、S=1/50(材質アクリル+プラスチック)で作成しています。
神田川と地形モデルが完成に近づいています
オールメラン工法でつくられた聖橋のメラン材を製作
8/8 雷電廿六木橋と滝沢ダムの見学
完成から25年経過した雷電廿六木橋
2023年雷電廿六木橋は、完成から25歳となりました。壁高欄は、段々と黒ずみだし、橋脚にも少し汚れが付いてきました。
お昼は、ダムの下流で、”あがつま”の「わらじかつ弁当」をいただきました。何年食べてもやっぱり美味しい、やわらかい、食べやすい。
ダム下流広場でお弁当タイム
洪水吐の大迫力映像
8/7 船橋オープンキャンパスで4mの橋完成?
37℃の猛暑の中、氷はみるみる間に溶け出し、構造が自立する前に、ディビエータが地面に着地してしまいました。
オリエンタル白石㈱には、大変お世話になりました。
リベンジを厚く約束した学生は、11月に完成できるのか?
8/7
8/6,7船橋オープンキャンパスで氷の橋4mに挑戦
人類が初めて氷の橋に立った(2022年10月)
スパン3m プレストレスト氷橋
2022年8月には、3mに成功し、人が渡ることもできましたが、今年は、ついに4mです。禁断の長さに挑戦します。
記
場所:日本大学理工学部 総合交通試験路手前の草原広場
日時:8月7日(月)10時~
約20分程度で施工完了します。
10時20分~空中自立の予定
主催:ブリッジ工房+構造・デザイン研究室
協力:理工学部土木工学科
以上
桜門クルーズ 解説者に関先生
この区間は、江戸時代に平川といわれ、江戸城のお堀でもあるルートで、堀の石垣や橋がたくさんあります。こうした橋を1つ1つ解説してい行きました。一石橋は、橋の両側に後藤家(江戸の金庫番)と後藤家(商家)があったことから、後藤と後藤→五斗と五斗→一石でいっこくばしになった。江戸弁は、「はひふへほ」が苦手でしたので、はしの名前は、すべて”ばし”というトレビアも紹介されました。
仙台藩の手によって掘られた神田川、そこに架かる聖橋、神田三崎の森に毅然とそびえるのは日本大学である。
7月23日
首都高リニューアル現場見学
このあたりは,都道、ゆりかもめ、首都高の三層構造になっており、路面から30m上空の首都高の補修現場まで、足場をトコトコ上っていきました。支沓の交換、補強工事、補修工事、永久足場と様々なものを見学することができました。
首都高速道路、JFEエンジニアリングの皆様お世話になりました。
7月18日
隅田川橋梁群とレインボーブリッジのはしあるき
15:55 浅草発 水上バス
16:25 日の出桟橋到着
17:00 レインボーブリッジアンカレッジ
18:00 台場到着
7月14日
滝見橋の清掃と計測が開催
富士宮市の職員5名、ドーピー建設工業株式会社7名で盛況な活動となりました。清掃機械に、ケルヒャー高圧洗浄機を導入し、汚れを根こそぎきれいにしました。
7月8日
清掃前
清掃後
fib Conceptual Design Symposium 2023 in Oslo
論文タイトルは次の通りです。
AGING AND CLEANING EFFECTS OF TAKIMI BRIDGE OVER THE SHIRAITO FALLS WORLD CULTURAL HERITAGE SITE ON MT.FUJI
日本からは、鹿島建設山崎さん、神鋼鋼線有路さん、北九州工業大学の学生が参加していました。
Oslo Time 16:00,30,June
白糸ノ滝水鏡完成
滝見橋の計測実施
PC工学会への論文投稿とfib国際会議のプレゼン資料作成のためにおこないました。
5/1
構造・デザイン研究室 kick off 会開催
構造実験 型枠製作開始
4/25
Civil Walking 完歩者バッチ完成
デザイン|鈴木颯真、監修|関 文夫
4/1
2017年卒業生 2022年度PC技士試験合格
80名合格者/301名受験申込者という難関を突破。社会人5年目で、中国からの留学生が、PC技士を合格するのは快挙です。
おめでとう! 祝贺你! congratulations! Félicitations ! Herzlichen Glückwunsch!
2024年採用就職活動
就職活動のイロハ
- 公務員、公共企業、民間企業(建設、ファブ、コンサルタント)
- 生涯年収、転勤、業務内容、利益と売上、社員数と消化高
- 公人、技術者、設計家、調査士を目指す
- 大学院進学は当たり前.(大きな組織は7~8割院卒)
- すべての枠を自己PRと思え(面接官のネタフリ帳がES、履歴書)
- 「勉強以外に頑張ったこと」(この欄にアルバイトの記載は不適切)
- 「なぜ当社を希望」OB・OGを訪ねて企業研究すること
- 面接官は5秒で審査終了(返事のリズム(3秒以内)、自分の言葉(ホームページの暗記はNG)、ライブの言葉か)
- ヒューマンチェック(明るさ(元気さ)、コミュニケーション能力、打たれ強さ(粘り強さ))
- ライフチェック(充実した学生生活、何事にも取組む姿勢、粘り強さ)