土木の語源
土木ということばは,下にある「准南子」の中の「築土構木」のうち材料の部分をとったものである.ちなみに,動詞の部分を取って「構築工学科」としたのが大阪大学工学部で1947年に創設された.1966年には,改組され,構築工学科が土木工学科と建築工学科に分離された.
「准南子」中巻「十三氾論訓」
古者は民,澤處し,復穴し,冬日は則ち,霜雪霧露に勝えず,夏日は則ち暑熱蚊虻に勝えず.聖人及ち作り,之が為に土を築き木を構へて,以て室屋と為し,棟を上にし,宇を下にして,以て風雨を蔽ひ,以て寒暑を避けしめ,而して百姓之を安んず.
いにしえはたみ,たくしょし,ふけつし,とうじつはすなわち,そうせつむろにたえず,かじつはすなわちしょねつぶんぼうにたえず,せいじんすなわちおこり,これがためにつちをきずききをかまへて,もってしつおくとなし,とうをうえにし,うをしたにして,もってふううをおほい,もってかんしょをさけしめ,しこうしてひゃくせいこれをやすんず.
ついでに,外国語で土木のことをなんというか書いておきます.ただし,正確性は保証できません.
- 英語
- civil engineering(イギリスのJohn Smeaton(1724-1792)がCivil Engineers協会を組織したのがはじめ)
- ドイツ語
- der Tiefbau
- フランス語
- technique des ponts et chaussees
- イタリア語
- genio civile
- スペイン語
- ingenieria civil
- ポルトガル語
- obras publicas
- ロシア語
- гражданское строителЬство
- 中国語
- 土木工程学