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Bridge 工房 加須市の橋梁点検&清掃で維持管理を学ぶ


埼玉県加須市は、江戸時代から利根川の東遷事業で、東西方向に無数の河川や水路が構築された場所で、人口11万人、133.3km2の面積の中に、1107橋という橋を有する橋梁保有行政としては、日本でトップクラスです。
理工学部土木工学科では、2017年から加須市と橋の維持管理の共同研究を実施しており、加須市の橋梁を調査しました。その結果、北西方向から空っ風という季節風が吹き、周辺の田畑からこの風から土が舞い上がり、橋の上に堆積し、草が発芽していることが解りました。この土の影響で、橋のジョイントや排水溝が詰まり、地震発生時に、橋の機能が働かないなどの課題があることが解りました。
そのため、Bridge工房が、2018年から橋梁の簡易点検&清掃作業を企画・実施しており、実際の橋の維持管理を学んでいます。
今年は、11月10日に実施され、参加者は、ブリッジ工房から44名、土木工学科構造・デザイン室から18名、地元のNPOから4名、加須市役所2名、総勢68名で簡易点検&清掃作業に臨みました。この日の作業は、約4時間で66橋を行いました。2018年20橋、2019年66橋、今後5年間で、400橋を目標に行われています。
作業終了後、グリーンファーム加須でNPO、協賛企業の方と共に、秋晴れの空の下で、昼食会を行いました。