グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


ホーム >  構造・デザイン研究室|Structure & Design Lab. >  研究室プロフィール|Lab. Profile

研究室プロフィール|Lab. Profile


土木×デザイン
土木といってイメージするものは何でしょう?
道路、鉄道、ダム、トンネル、橋、発電所、空港、港、サーキット、サッカー場、みんな土木の仕事です。人々の生命を守り、生活を豊かにすることが土木の仕事です。そんな土木のフィールドは広く、種類も多く、目にするもの、日常的に使うものも多いのです。皆さんは、自宅からキャンパスへの移動は、どうしますか?道路、ホーム、電車、ほとんど土木空間を利用しているのです。
これまで、土木空間は、強度とコストを優先して造られて来ましたが、デザインという概念を導入すると空間が豊かになります。先進の欧州では、この思想の少し先を走っているだけなのです。どうせなら、気持ちのいい道を走りたい、美しい橋を眺めながら話したい、海の見える空間で休みたい、ゆっくりと歩きたい…。人々の生活を豊かにするフィールドは、いっぱいあります。
私の研究は、こうした土木空間をデザインすることにより、工学的機能だけではなく、本来の機能を見つめ直し、人々にとって豊かな空間を創り出す研究をしています。季節の変化と共に橋の表情が変化する橋、美しい空間を通り抜けるトンネル、散歩したくなる道路など、この場にしかない美しさ、この場を愛する気持ち、この場の独特の体験、こうした視点から空間を創造した土木を提供します。