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土木の世界


私たちの何気ない一日。
電気、水道、道路、電話、トイレ…どれが無くても生活が困ります。
実は、様々な場面で、日常の生活をしっかりと支えているのは「土木の力」によるものです。
ここでは、皆さんに「土木の力」をご紹介します。
土木の仕事は、日常生活を災害から守り、生活を快適にし、国を豊かにする仕事です。
人の生活を楽しく、まちを元気に、自然を豊かに。
人を支え、まちを支え、自然を支える。

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蛇口をひねり、 顔を洗う。
カラン、 コロン。
歯ブラシが、 グラスの中で回った。
口をすすいだ水が、 排水溝から消えて行った。


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食卓には、暖かい食事が用意されていた。
新聞を見ながら、今日のニュースに目を通した。
TVにスイッチを入れ、天気予報を見る。
竜巻が発生し、夕方には、ゲリラ豪雨か…。


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携帯電話を充電器から外し、カバンに入れる。
カバンの中の書類、財布、定期を確認して、
「行ってきます」と、家族に言葉をかけて家を出る。


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自宅から出て道路を歩く。
アスファルトの道路が眩しい。
周辺の木々の葉が、 風に揺れながら優しく目に入ってきた。


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駅に向かう途中、公園がいくつかある。
四季を通じて様々な花が咲く公園だ。
子供が小さいときは、よくキャッチボールをした。
大地震のときは、この公園で家族と待ち合わせることにしている。


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いつもの駅に到着し、いつものプラットフォームでいつもの電車を待つ。
定刻通りに電車が来て、いつもの車両に乗り込む。
駅員の笛が鳴り響く。ピィピー。


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御茶ノ水駅に到着する。
お茶の水では、聖橋が出迎えてくれた。
神田川に映り込んだ聖橋も美しい。
神田川の斜面には、新緑の草が繁茂していた。


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午後の打ち合わせが早く終わり、となりの駅まで、荒川を散歩した。
荒川はキラキラと輝いていたが、橋の付近では水の流れが変化していた。
日曜日も晴れてくれないかな。
そんなことを考えながら、駅に向かった。


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次の駅からは、東京湾が見えた。
大きな船が着岸している。
一瞬にして曇り、夕立が来そうな気配である。
天気予報は、正しい?


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最後の打合せも終わり、東京の夕日を眺めている。
人が創り出す都市、すごい力だ。
今日、この東京では、いくつものドラマがあったのだろう。
成功した人、怒られた人、くじけそうな人、励ましている人、いろいろな顔が今日の東京を創っている。


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人は弱い動物である。
みんな、支えられて生きている。
そう、料理の名脇役として、料理を支えるワインのように、人々の生活をそっと支える仕事をしてみたい。